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弥高山公園地域の有機農業(上組営農実行組合)郷土料理「かっこう」直売所全国川上水と緑のふるさとプラザ

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上組営農実行組合とは?

上組営農実行組合始まりは、小さな青空市。昭和61年のことです。掘っ立て小屋くらいの大きさの直売所を弥高山へ上がる道沿いに建てて野菜の販売を始めました。県下でも珍しい取り組みでした。

「おいしかったよ」
「また来るけぇ」

結構なお客さまが来て賑わいを見せました。直接、お客さまの顔をみながら販売する楽しさを知り、返ってくる反応がうれしくて、同時に安全なものを提供しなければとの思いが強くなりました。

その想いが有機農業への道となりました。昭和63年。消費者の皆さまからの安全で安心な農作物がほしいとの声を背景に、岡山県では全国に先駆けて独自の有機栽培認証制度がスタート。すぐさま手を挙げました。

最初は、作物のほとんどが病害虫にやられるなど大変でした。
しかし、皆でこの困難な状況を乗り越え、験算を積み、栽培ノウハウを獲得していきました。
今では60歳以上の高齢者がほとんどですが、年間30種類ほどの旬の有機野菜栽培に励んでいます。「おいしい」と言っていただけることが私たちの何よりの励みです。


 

【無骨だけれど愛情いっぱい老兵・江草茂前組合長からメッセージ】

※写真前列右端。

上組営農実行組合「最年長の女性・田上榮(さかえ)は、『もう来年はやめじゃあ』と言いながらも、『ぼけ防止だ』と元気に畑に出ています。

続く年長者は私ら夫婦。足腰が痛い日は『2人で1人前にもいかんのおー』と言いながらの作業。それでも、仕事への情熱、安心・安全な野菜をつくっている自負の念は人一倍強く、『この有機野菜組合の火を消してはいけんのおー』と、鍬を杖にハウスへ行く毎日です。


組合員の中で技術も売上もトップの大黒柱・三村宏夫婦。夫の三村は、現組合長です。

中堅どころは、埼玉県からの流れ者・金子恭万(やすかず)と、生家を守ろうとUターンした三原武範です。2人は稀しくも生年月日が1日違いで就農も同時期。同級生同志、組合のムードメーカーとしても活躍中です。

期待の新人・大川勝巳夫婦は、我々がつくりあげてきた25年の栽培技術を継承しようと、2年間の農業研修を経て生産を開始しました。農業離れの時代、『やれば出来る、土から銭を掘り出せ!』、『お前の車にはバックギアはないと思って前進するだけ』と、私から叱咤激励されつつ、大阪から来た妻と2人3脚で『桃源郷を築こう』と大きな夢に向かって前進中です。

…と、こんな組合員たちですが、消費者の皆さまに人の命をつくる大切な野菜を提供したいと、『食の幸』を願いながら、きょうも力を合わせがんばっています」
*年齢は平成24年現在

<データ>
昭和63年に岡山県が独自に設けた有機無農薬認証を取得(国はその後H13年に有機JAS制度を制定、岡山県の基準は国の有機JASより基準が厳しい)。生産物は、葉物(小松菜、ネギ、水菜、ほうれん草など)が中心。夏場は、果菜類(トマト、きゅうり、ピーマンなど)も人気が高い。

 

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